屋根のリフォーム
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屋根でお困りごとはありませんか?
屋根は外部からの影響を最も受けやすい場所です。特に太陽光などの紫外線、雨・台風・雪・塩害なども屋根にとって天敵です。放っておくと、瓦・下地の劣化がどんどん進んでいきます。屋根は普段見えづらい場所でもあり、生活している上で劣化に気づくのは非常に困難です。
そのため、プロによる定期的な点検とメンテナンスが必要となってきます。定期的なメンテナンスは、住宅の外観の美しさを保つためだけではなく、劣化を防ぎ、建物の寿命を延ばすためにも効果的です。
雨漏り修繕工事
雨や雪が降りやすい日本では、住まいの快適さを維持し、家の資産価値を保つために建物を水から守ることが大切です。屋外から建物内へ雨水が浸入すると、建物の骨格を支える柱や梁の腐朽、鉄筋の錆などにつながります。いつまでも快適に過ごすためには、屋根や屋上、外壁、バルコニーやベランダなどから水の浸入を防ぐことがひとつのポイントです。水が室内に入り込むようになってからでは、工事費用が多くかかってしまいますので、防水工事は早めに行うことをおすすめします。
瓦の補修工事
補修工事とは、葺き替えまでに至らない小さな工事のことで、傷んだ箇所のみを補修するので費用が抑えられます。具体的には、瓦のズレや浮き、割れた部分を交換して直したり、瓦の留め付けを強くしたりします。また、棟の瓦の一部を外して交換する工事、瓦の接合部の漆喰やモルタルがくずれ下の土が見えている場合も補修工事の対象になります。変色した部分のみを塗り直すなどの工事も含みます。
屋根瓦葺き替え工事
屋根材はもちろん下地まで傷んでいる場合や、既に雨漏りをしている場合は、下地のやり直しも含めて葺き替えをおすすめします。葺き替えとは、既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に替えることです。葺き替えのメリットは、屋根材の下の防水シートや、桟木、下地材まで一新できるので、建物自体の耐久性が向上することです。また、屋根リフォームのついでに棟換気や天窓などを設けることもできます。施工期間は基本的な家屋で約1週間前後です。
屋根の役割と屋根材を選択するときに検討すること
直接間近で見ることはほとんどない屋根ですが、形状、葺き材の色や素材感は建物の雰囲気に大きな影響を与えます。特に和風・洋風のイメージは屋根によるところが大きいです。屋根は、目が届きにくく作業もしにくい場所にありますので、外観やイメージも重要ですが、耐久性やメンテナンス性にも注目して屋根材を選択する必要があります。
いぶし瓦
いぶし瓦は、粘土を高温で焼成した後に、窯の中で燻(いぶ)す「燻化工程」を施すことで、銀鼠色(ぎんねずみいろ)の独特な光沢をもつ日本伝統の瓦です。釉薬を使わず、炭素の薄い膜が表面に定着することで自然な色合いが生まれ、時間とともに深みを増す美しさがあります。主に神社仏閣、城郭、和風住宅などに使用され、上品で重厚感ある外観が特徴です。加えて、耐久性・防水性にも優れ、適切に施工すれば50年以上使用可能で、塗装の必要がないためメンテナンスもほとんど不要です。
陶器瓦
陶器瓦は、粘土を成形した後に色付きの釉薬(ゆうやく)を施し、高温で焼き上げた瓦です。釉薬の効果で表面にガラス質の膜ができ、光沢があり、滑らかで美しい仕上がりになります。赤、黒、青、緑など色のバリエーションが豊富で、デザイン性も高く、和風・洋風どちらの住宅にも調和します。耐久性が高く、色あせしにくく、雨水をよく弾くため、長期間メンテナンスの手間が少ないのも利点です。現代住宅や公共建築にも広く採用されている、美観と機能性を兼ね備えた長寿命の屋根材です。
プレスセメント瓦
プレスセメント瓦は、セメントと砂を混ぜたモルタルを金型に入れて高圧プレスし、乾燥・硬化させて作られるコンクリート製の屋根材です。表面には顔料やアクリル塗装が施され、意匠性や防水性を高めています。昭和30〜40年代には、安価で施工がしやすく、軽量な瓦として木造住宅に多く使用されました。ただし、塗装が経年で剥がれると吸水しやすくなり、防水性が低下するため、10~15年ごとの塗装メンテナンスが必要です。耐用年数はおおよそ20~30年程度とされています。現在は新築での採用は少なく、リフォーム用や改良型製品として限定的に使用されています。
化粧スレート
化粧スレートは、セメントに繊維を混ぜて薄く成形し、表面に塗装を施した軽量の屋根材です。「カラーベスト」や「コロニアル」などの商品名でも知られ、戸建住宅を中心に広く使用されています。軽量で施工しやすく、デザインや色のバリエーションも豊富なため、和洋問わず多様な建築に対応できます。一方で、塗装が劣化すると防水性が低下するため、10~15年ごとの再塗装が必要で、耐用年数は約20~30年とされています。2004年以前の製品にはアスベストを含むものもあるため、古い建物の改修時には注意が必要です。
金属屋根
金属屋根は、軽量・施工性に優れた屋根材で、特に近年の住宅や施設で人気があります。代表的な素材はガルバリウム鋼板で、耐久性や防水性にも優れています。軽量なため耐震性向上にも貢献します。デザイン性にも優れ、和風・洋風問わず使用されています。一方で、素材の厚みが薄く、耐衝撃性に乏しいという点もあり、外的衝撃に弱い傾向があります。さらに、遮音性にも限界があり、雨音や風による騒音が室内に響きやすい点も懸念されます。
瓦屋根は、地震にも風にも強い。
瓦屋根は、重いから地震に弱いと思っている方が多いかもしれません。
この考えは実は大きな誤解なのです。阪神淡路の大地震の際に、高速道路の橋脚が崩壊するすぐ側で、被害の無い瓦屋根があります。
また、防災瓦とガイドライン工法が開発され、「瓦屋根」は力強く進化しています。だから、地震にも風にも強いのです。そして、「瓦が重いから家が倒壊する」という誤った情報もありました。しかし調査が進むと、倒壊の主因は屋根の重さではなく、柱や壁・土台など建物自体の強度不足にある事が分かりました。地震被害の本質は、瓦の重さではなく建物の強度に起因しているのです。
瓦屋根の耐震性
崩れている写真は、ガイドライン工法がされておらず、地震により棟部が崩れている。金具が並んでいる写真と完了前の写真は、ガイドライン工法にて施工中。最後の写真は、施工完了。
瓦屋根は美しさが長持ち!
瓦の耐久年数は60年以上と評価され
屋根材として最高レベルの耐候性能です。
瓦屋根は長い目で見ると、こんなにお得です!
防災瓦は、表面の塗装が不要で、耐久年数が60年と評価されており、屋根材の中でも最高の耐用年数を誇ります。そのため、他の屋根材と比べると初期コストは高くつくものの、30年後以降のトータルコストははるかに安くなります。コストパフォーマンスにおいても非常に優れていると言えるでしょう。
「瓦がお得」な秘密は、素材や色の耐久性とメンテナンスの容易さ。他の屋根材と比較すると、築15年後、30年後のメンテナンス費用がほとんどかかりません。屋根工事店へ定期的(約10年ごと)に点検をご依頼いただければ、なお安心です。
防災瓦とガイドライン工法で
災害時に強く!
日本の家屋を守ってきた、「瓦屋根」は強力に変化しました。
ノーマルな瓦から「防災瓦」に変化することで、強風時にも飛散しにくい、地震時にも崩れ落ちにくい。「強力な瓦」に変化しています。
釘止めすることで隣の瓦と強靭な組み合わせになり、飛散しにくい・崩れ落ちにくい屋根材になります。
「防災瓦」と「瓦屋根 標準設計・施工ガイドライン」の施工により、より強靭な屋根材になりました。
だから、瓦屋根は今、安心・安全 なのです!
「瓦屋根 標準設計・施工ガイドライン」は、簡単に説明すると、下記の図の通り全数釘止め・棟瓦の補強金具を使った工法の事です
お申し込みの流れ
STEP01
お問い合わせ
まずはお電話またはお問い合わせフォームからご連絡ください。
屋根に関することでご不安なことやお悩みのことがございましたら、担当者が状況をお伺いいたします。
STEP02
調査・ヒアリング
現場にお伺いし、症状や原因の確認とヒアリングを行います。点検の実績豊富なスタッフがお伺いし、屋根とその周辺をしっかりチェックさせて頂きます。早急に工事が必要な場合は必ずお客様に原因や対応をお伝えいたします。気になることがあればどんなことでもお伝えください。
STEP03
お見積もりのご提示
点検内容とヒアリングを元に、施工内容について工事プランを作成させて頂きご提案致します。合わせて、施工内容に基づいたお見積もりも提示させて頂きます。作業内容は細かくお伝えし、質問等はなんでもお受けいたします。また、弊社では見積書無しでのご請求はあり得ません。料金が発生する場合、必ず見積書を提出してから作業を開始いたします。
STEP04
工事開始
金額や作業内容に納得されたのであれば、契約書を交わして作業を開始します。ご近所様へは事前に必ず挨拶にお伺いし、スケジュールもあわせてお伝えいたします。また喫煙や騒音、ごみなど迷惑にならないよう配慮し、マナーを守って作業を行います。基本的には、お打ち合わせ通りの工期での工事ですが、天候等の関係で工事が長引くこともございます。その場合は、事前にお客様にご報告させて頂きます。
STEP05
作業完了
作業が完了しましたら、お客様と一緒に最終チェックを行います。最終チェックで問題がないようでしたら、工事完了となります。工事が完了しましたらお引き渡しとなります。その後は保証書を発行し、工事中に撮影した写真とともに作業内容をご説明いたします。工事に関して不明な点などがありましたらお気軽にご質問ください。
工事完了後に何が不都合な点などがありましたら、いつでもご連絡ください。
0120-35-1074
