外装工事
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「外壁工事」とは、雨風や紫外線による外壁の劣化を修復・改修・保護し、建物の美観や耐久性、防水性を維持するための工事全般を指します。主に塗装工事・重ね張り工事(カバー工法)・張り替え工事・補修工事の4つに大別され、それぞれ劣化の程度や建物の状態に応じて最適な手法が選ばれます。
塗装工事
高圧洗浄で汚れや古い塗膜を取り除き、クラックなどの軽微な劣化を補修した後、下・中・上塗りの工程で新しい塗料を重ねます。フッ素系やシリコン系など塗料の種類により価格や耐久性に差があり、工期は1〜2週間、費用は主に70~120万円程度が相場とされます。10年周期で塗り替えをすると、建物の寿命と見た目を効果的に維持できます。
補修工事
小さなひび割れやコーキング剥離、局所的な塗膜剥がれなど軽微な症状で対応可能です。コーキング打ち替え、クラックの充填、塗装のタッチアップなど、部分的な施工であれば費用・期間ともに小規模に抑えられ、劣化が深刻化する前に対処できるメリットがあります。ただし、補修箇所の色味や質感が全体と異なる可能性もあります。
このように外壁工事は、築年数や劣化の進行度、予算や希望に応じて最適な工法を選び、定期的にメンテナンスを続けることで、結果的にコストを抑えながら建物を長持ちさせることが重要です。特に10年に一度の塗装が最も費用対効果が高く、重ね張りや張り替えのような大規模な工事を回避する上でも効果的だと言われています。
張り替え工事
劣化が深刻で雨漏りや下地の腐食が進んでいる場合に最適です。既存の外壁材をすべて取り除き、下地から新材に全面交換することで、新築のような外観と機能が得られます。下地の補修も可能で、費用は150~300万円、工期は2~4週間程度が一般的です。ただし費用・工期ともに最もかかる方法で、施工中は仮住まいが必要になるケースもあります。
0120-35-1074